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心理的安全性について

2020年4月3日(金)

「心理的安全性」とは、どこかで聞いたことがあると思いますが、従業員が安心して、自分の考えを自由に発言したりあるいは それを行動に移したりできる状態を言います。 もともとはアメリカのグーグル社が、2012年から約4年間の歳月をかけて社内で実施した、改革プロジェクトで掲げた、 「チームを成功に導く5つの鍵」に関連しています。 そのうちのひとつがこの心理的安全性です。

 これを提唱したハーバードビジネススクールのエドモンドソン教授は、1999年の論文の中で「チームの心理的安全性とは、対人関係のリスクを負う事に対して安全であるというチームに共有された信念」と定義しています。 つまり、関係を気にせずに自分の意見を言える環境であるかということになります。 またこの心理的安全性は、その組織の他の仕事に大きな影響を与えるプラットフォーム的な役割があることも重要です。  あなたの職場では、この心理的安全性が不足していませんか?

 例えば、「上司の言ってることと違う意見を言ったら出世に影響してしまう」とか「自分の意見は皆と違うのだがここで言ってしまうと仲間はずれにされる」などのように、自分の言いたいことや自分の考えを言えなくなると、本来の自分を偽り ながら働くことになり、モチベーションやパフォーマンスに著しく影響を与えてしまいます。

日本の企業で働く多くの皆さんは、少なからずこのような感覚を持って働いているのではないでしょうか?特に多様性の 時代にこのような環境をいつまでも抱えていては、企業としての改革が遅れるばかりか、 企業の業績にも大きな影響を及ぼします。 従業員が自由に自分自身を出せる職場環境は、企業にとっても必ず良い結果を生むことが立証されています。

2020年4月1日  野口雄志

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